熱かった試合


桐蔭学園(神奈川)×福井(福井)
ピッチャー平野の調子は抜群の桐蔭学園。しかし緊張からか死球とエラーだけで点を取られる。6回までノーヒットに抑えていたが7回に2連打で追加点・・・。なかなか点を取ってくれない打線+エラーしまくりのバックに腹を立てた平野は、当たりのでているクリーンアップを塁に置いて、執念だけでボールをセンター前に持っていった・・とさ。
東邦(愛知)×智弁和歌山(和歌山)前半で誰もが智弁の勝ちを確信。しかしこのカードは昨年の夏に死闘を繰り広げている。簡単に終わるわけにはいかない。東邦だけでなく、智弁のナインもそう思った。5−2で迎えた7回裏二死満塁、江口がレフトに大きな当たり。しかし打球が上がりすぎ。それでも江口は観客を盛り上げるため拳をあげてゆっくり走る。江口に答えなければならないと思ったレフト嶋田はさらに盛り上げるため打球を落とす。しかも不自然でないように。スタートを切っていたランナーは全員返って同点。観客は一気に盛り上がる。この試合の主勲章は智弁のレフト嶋田!!
遊学館(石川)×近大付属(大阪)

(降雨ノーゲーム)
雨の中の試合。選手の吐く息も白く、かわいそうな状況で遊学館は着実に点を重ねていく。しかし近大付属は小嶋の投球になすすべがない。5回頃には雨足も強まり普段なら中止、となるところだが高校野球は7回を終了しないと試合が成立しない。つまり、ここで終わればノーゲーム。圧倒的に遊学館が有利なこの状況で中止にし、再試合で遊学館が負けようものなら審判団は何を言われるかわからない。もう終わりたい。審判を含め誰もがそう思った6回裏、審判と遊学館小嶋そして近大付属のナインのアイコンタクトが成立。小嶋はストライクゾーンギリギリに決めてた変化球を真ん中高めに集め、ストレートは基本的にはずす。結果、近大付属はヒットを量産。4点をいれられたところで、これまで無四球の小嶋がワイルドピッチ+四球。これで同点。よくやった!と審判は同点になった瞬間に試合を中断。判定は決まっていたが、10分程協議をしていたとみせかけて、コールドゲームを宣言した。
花咲徳栄(埼玉)×東洋大姫路(兵庫)花咲徳栄の福本、東洋大姫路のアン。両者の意地の投げ合いが続いた。大勢の人が東北のダルビッシュと東洋大姫路のアンの投げ合いを期待していたところに間違って勝ってしまい反感を買った花咲徳栄。ここで東洋大姫路にも勝ってしまったら何言われるかわからない。しかし、簡単に負けてもダルビッシュに勝った責任がとれなくなってしまう。とりあえず引き分け再試合にして、再試合も延長戦というとこまでこぎつける。そして10回裏無死満塁という最大のピンチを迎える。普通にヒットを打たれて終わるのはインパクトが薄い!そう判断した福本はワイルドピッチを選択。キャッチャーが後ろにそらした瞬間に全員が泣き崩れるというシナリオ。 

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